ダウンブロー → バックスピン ?

ダウンブローに打つとバックスピンが増えてよく止まる というのは世界の常識です。
うちでもいつも次のように教えてきました。
 「アイアンはダウンブローに、ドライバーはアッパーブローに打ちましょう。アイアンをダウンブローに打てればインパクトロフトが減り、バックスピンが増えて、よく飛んでよく止まる球になります。」 

そこでどのくらいバックスピンが増えるのか考察してみることにしました。
ダウンブロー角、ヘッドがボールを押す力、ロフト角などで計算してみます。
すると???の連続。
どうしてもバックスピンが増えるような結果にはなりません。何か変です。考えること数時間。 やっと結論に達しました。 

結論は
「バックスピンはクラブのロフトとヘッドがボールを押す力のみで決まり、ダウンブローかどうかは関係がない」  
でした。 次の図をご覧下さい。ダウンブローに打っている場面です。

down blow  and  back spin

クラブのロフトを θ
クラブがボールを押す力を F
垂直効力+ボールの反発力を N
とおきます
バックスピンの大小を決めるのはF のクラブフェースと並行な成分で、図の赤い矢印の長さです。(フェースの形状や素材による摩擦の大小や打点のずれによるヘッドの回転は無視します)
するとこの赤い矢印の長さは
   f sin θ
になります。単純な式でここには2つの要素しかありません。
つまりバックスピンが増えるには
  ① クラブのロフトが大きい
  ② クラブがボールを押す力が大きい → ヘッドスピードが速い 
の2つしかない事がわかります。ダウンブローかどうかは関係がないという事です。 

世界の常識が覆えりました。大変なことになってしまいました。なんでいままで誰も気づかなかったのでしょう。 

ここで少し考えて見ましょう
卓球でバックスピンをかけたい場合です。
ダウンブローに打つ場合 と レベルブローに打つ場合 を 想像してみてください
かけるスピン量が同じだとすればどちらがよく止まるでしょうか?
答えはレベルブローの場合ですね。
スピンは同じでも打ち出しの高さが違います。レベルブローの方が高く上がるのでよく止まるはずです。 

ゴルフでも同様の事が起るはずです。アイアンでレベルブローに打つのは簡単ではないのでティーアップしてやってみてください。レベルブローの方がよく止まるはずです。(距離はおちますが)

 今回のネタは私自身もびっくりでした。

4 comments :

通りがかりのゴルファーです。

バックスピンはビリヤードで言うマッセの打ち方をすると効率よくかかると思っています。やはり、ダウンブローに打ってボールを地面とクラブで挟み込みボールが逃げない状態で回転をかける事がバックスピンを強くかけるコツではないでしょうか。

ビリヤードでも、普通の打ち方で中心よりちょっと下を打てばバックスピンは簡単にかけられますが、マッセに比べると段違いに少ないです。これは、バックスピンをかけようとしても、ボールが逃げてしまう為に少なくなるのだと考えています。

ご意見を頂ければ幸いです。

貴重なご意見有難うございます。
当方ビリヤードは詳しくないのでよくわかりませんが、このネタはバックスピンの大きさにはダウンブローかどうかは関係が無いという私の発見です。
図のfとθのみでバックスピンの大小が議論できますので
fが大きい → ヘッドスピードが速い
θが大きい → ロフトが大きい
の2つがポイントという事になります。

通りすがりのゴルファーです。早速回答頂きありがとうございました。
再度、教えて下さい。

ティーアップしたボールをダウンブローで打った場合と地面(フェアウエィ)にあるボールを同じ軌道のダウンブローで打った場合のバックスピン量は同じになるのでしょうか?

地面に置いた方が、バックスピン量が増えるように思うのですが。

なるほど地面に置いたほうがバックスピンが増えるとのご意見ですね。
しかしこの場合fもθも同じですから、バックスピンも同じになるはずです。(ただしダフッたりしないで、芯で打った場合に限ります)

ここで質問です。
ティーアップして同じクラブでレベルブローに打った場合とダウンブローで打った場合ではどちらがよく止まるでしょうか?

   筆者

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