2012ルール改正 ②アドレス後に球が動く

2012年のゴルフルール改定に関して数回にわけて詳しく解説していきます。
 (文章や写真は日本ゴルフ協会GAのサイトから引用しています)

 ②「アドレスしたあとで動いた球」について

規則18-2 b アドレスしたあとで動いた球  
プレーヤーのインプレーの球がアドレスしたあとで動いた場合 ( ストロークの結果として動いた場合を除く ) 、プレーヤーはその球を動かしたものとみなされ、1打の罰を受ける。( プレーヤーがストロークを始めたあとや、ストロークのためにクラブを後方に動かし始めたあとに球が動き、その球をストロークしてしまった場合を除き、) その球はリプレースされなければならない。
例外:プレーヤーが球を動かす原因となっていないことが分かっているか、ほぼ確実な場合、規則18-2bは適用しない。

規則18-2b本文は改訂されていません。 

「プレーヤーのインプレーの球がアドレスしたあとで動いた場合、プレーヤーはその球を動かしたものとみなされ、1打の罰を受ける。」

この規定の「プレーヤーは・・・動かしたものとみなされ」は、アドレス後に球が動いた場合は、その原因が何であってもプレーヤーが動かしたことになることを意味しています。アドレスという球の近い場所で行動したことについてプレーヤーは責任を持たなければならないということです。

例外が追加されました。 赤い部分が今回の変更点です。繰り返します。

「例外:プレーヤーが球を動かす原因となっていないことが分かっているか、ほぼ確実な場合、規則18-2bは適用しない。」 

この規定は本文でプレーヤーが球を動かす原因となっていないことが明確であれば、罰はないことを意味しています。 
「分かっているか、ほぼ確実な場合」の解釈の数値的な基準はありませんが、そのときの状況から判断してプレーヤー以外の原因により球が動いたことの明確な証拠がある場合と考えれば良いでしょう。したがって、明確な証拠があるかどうかはケースバイケースです。 

【事例】 
①プレーヤーがアドレスしたあとに、突風が吹いて、球が動きました。プレーヤーが球を動かした原因となったことはなく、明らかにその突風によって球が動きました。   

この事例では、例外の規定が適用され、球は突風によって動かされたので、罰なしに、新しい位置から球をプレーすることになります。

②プレーヤーがアドレスしたあとに、球が動きました。そのときに風はふいていたましたが、プレーヤーの動作が原因だったかもしず、原因が分かりません。   

この事例ではプレーヤーが球を動かす原因となっていないことが明確に分かっていないので、規則18-2b本文のとおり、プレーヤーが動か したものとみとされ、1打の罰を加えて、リプレースをしなければなりません。 

アドレス後に傾斜によって球が動いた場合、規則18-2bの違反となるのか? 
2012年改訂で追加された例外規定により、プレーヤーが球を動かした原因となっていないことが明確に分かっている場合は、規則18-2bの違反とはならないことになりましたが、傾斜によって球が動いた場合どうなるのでしょうか?   裁定18-2b/11では次のように規定しています。 

「規則18-2b例外を適用する際、重力それ自体は自然現象ではない。」 

したがって、重力は突風などの自然現象ではないので、アドレス後に傾斜によって球が自らの重みで動いた場合は、例外は適用されず、プレーヤーが動かしたものとみなされ1打の罰を加え、リプレースしなければなりません。 傾斜地にボールをリプレースするときには球が動かないように注意しましょう。 

まとめると アドレス後に風や水などの自然現象によって球が動いた場合には罰はなくそのままプレーを続ける。(他のプレーヤーの球など局外者にぶつけられても同様)
アドレス後に傾斜で動いた場合は従来どおり1打罰でリプレースしてプレーを続ける。 という事です。

 ちなみに ストロークのためにクラブを後方に動かし始めたあとに球が動き、その球をストロークしてしまった場合は自分が球が動く原因になっていなければ罰はなくそのままプレーを進めます。

ビデオは2009年全米女子オープン初日での上田桃子のパットの様子です。32秒前後のところで球が動いているような動いてないような??


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