ヘッド、シャフトの接着剤


ヘッドとシャフトの接着に使う接着剤は強ければ強い程よいのでしょうか?
昔はそのように考えていましたが、最近はリシャフト需要が高まりによって考えが変わってきました。


あまりお勧めではないのですが、シャフトを交換するときに古いシャフトを再利用しようとする人が増えてきています。シャフトを抜くときにはヘッドとシャフトの接合部に熱を加えます。カーボンシャフトの場合、加熱しすぎるとその部分は変質してしまい使用不可能になります。ところがオーバーヒートしたかは素人ではなかなか判断がつきません。日常から頻繁にシャフトを抜いている人は熱をかける時間と抜ける時間からどの程度加熱されたかある程度判断でき、あまり長時間かかる場合はそのシャフトは加熱しすぎと判断できます。このため加熱しても抜けにくい接着剤はオーバーヒートをまねくため危険だといえるのです。スイングして抜けてしまうのは論外ですが、抜こうとしたときに抜けにくい接着剤では問題なのです。(この点X○○○の接着剤などは抜きにくく少し問題ではと思います。)
一方C社などのネックが短いヘッドの場合、打点が中心からずれるほどシャフトに負荷がかかります。(この様子は別項で説明している通りです)ネックが短くない場合でも、負荷に耐えられないとシャフトが折れるあるいはシャフトが抜ける事になります。ここで折れるか抜けるかには接着剤の強度も一役かっていることにお気づきでしょうか?最近では折れるまでしっかりヘッドとシャフトがくっついているよりは、抜けてしまった方が安全ではないだろうかと考えるようになりました。抜けるといっても注意していれば抜ける前にヘッドが回転しているのに気づくはずです。ここで気づけばヘッドを抜いて再度接着すれば元通りになります。もし折れてしまえば先端部分は使いようがありませんね。
うちではゴルフ界でごく一般的なARALDITE社のエポキシ系接着剤2011/2012を使っています。長年使っているとつくづくこの接着剤は弱すぎず、強すぎずちょうどよい事がわかります。また速乾性の2012とゆっくり硬化型の2011があるので便利です。急がないときや本数が多いときには2011を使っています。皆さんも接着剤を選ぶときには参考にしてください。

参考までにエポキシ系の特徴はいるんな種類があり少量からどこでも売っている事。ARALDITEを選べば間違いありません。注意点は混合率に敏感なのでしっかり1:1で混ぜる事。また接着前に表面の油分をきれいに取り除く事です。硬化時間は雰囲気の温度できまり、高温ほど早く固まります。他硬化が始まったら(接着剤の硬さが変わる)絶対に動かさない事も大事です。

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