低重心アイアン ゴルフの科学

シンガポール クラブフィッチンッグ

某社の宣伝から「徹底した低重心設計により、やさしくボールを上げて、飛距離を伸ばすことができる」 ふーん低重心設計によってボールがやさしく上がって飛距離がでるんだ。


ではまず  「低重心⇔ボールが上がる」  について考えましょう。低重心のアイアンと高重心のアイアンをできるだけリアルに右図にしました。それぞれのヘッドに同じ高さでボールをヒットした時にヘッドがどう回転するかを描いています。
低重心アイアン ゴルフの科学

重心より下に当たると、球とフェースが接触している間に、ロフトが減る方向にヘッドは回転します。打点が重心から遠くなるほど回転は大きくなります。またこの回転が大きいほど縦のギア効果によってバックスピンは増加します。すると全てのケースで回転後のロフトは低重心アイアンの方が大きくなる事がわかると思います。つまり飛び出し角が高くなりますね。「低重心⇔ボールが上がる」は正しいです。もちろん理想は重心で打つ事です。これをお忘れなく。

一般アマチュアの場合は打点が大きくばらつくのですが、中心より下に分布する場合が多いようです。皆さんもご自分の打点分布を調べてみると良いでしょう。ティーアップしたら打てるのにフェアウエーからはなかなか飛ばないという人がこの典型です。こんな方にも低重心はとても有利です。高重心だとほとんど芯に当たる機会が無かった人が、低重心なら芯に近づくはずだからです。一方ハードヒッターで綺麗にダウンブローで打てる人にはあまり低重心だと扱いにくくなります。図の左下のような事が起こって球が上がりすぎてバックスピンの少ない球になってしまうのです。まこんな事はまれでしょうから本題から外れますね。多くのアマチュアには低重心の方がよいでしょう。

デザイン的に低重心かどうか判断するポイントはフェースの高さが小さい事です。フェース面上で測ってこの⇔の高さ(上の図の赤線)が5番アイアンで45ミリ以下かどうかが一つの目安、42ミリ程度ならかなりの低重心デザインだと考えてよいと思います。最近重い金属をソール側に配置して低重心化したとうたっているモデルが増えていますがこれによる重心位置の変化は非常に小さいです。(自分で鉛を貼ってみるとよくわかります) 究極にやさしいのは低重心でワイドスイートエリアのアイアンでしょうね。

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