どうやって刻む? ゴルフの科学

パー4の1打目(あるいはパー5の2打目)。直接グリーンを狙えない事もないが、ちょっと怖い。

そんな状況でどう判断すればよいか考えてみましょう。 図のようなアイランドグリーンを狙う場合で考えます。(ドッグレッグホールも同様に考えれば良い)

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グリーン方向とフェアウエー方向のなす角を"α"として、1打目をどれだけ打つと、2打目にどれだけ残るかを考えます。

αがゼロなら単なる足し算でよいのですが、ゼロでない場合はそうはいきませんね。

厳密に計算してみると意外な結果がわかります。αが大きい場合は1打目でたくさん打っても、短めに打っても2打目の距離にそれほど違いが無いというのです。本当??

方法はさておき、まず計算結果をお見せしましょう。(当社TECH BASEによる)

一番左の"direct" が直接狙う場合の距離、次の"1st"が1打目に狙う距離、これを6種類変えてみて残りの距離を計算したのが"2nd"です。ついでに合計距離とドッグレッグの角度(1打目と2打目の方向角)を計算してみました。

表左は直線距離250、α=10°の場合です。(距離の単位はメートルでもヤードでもかまいません。結果は同様です)

1打目で170打つと2打目はフェアウエー方向から29.7°の方向に残り87.7。合計距離は257.7になります。これは納得。

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次にαを40°で計算してみましょう。(右表) すると あれ? 2打目の距離がほとんど同じ。 210打って残り161.8、170打っても残り162.1。残り距離が変わりません。これって何か不合理な?

2打目を短くしたくて1打目で危険をおかしてがんばっても、これでは報われませんね。それなら賢く170くらいで刻んでいった方が得策です。(このケースではグリーンがフェアウエーから遠いためどう刻んでも160は残ります。)

αが大きい場合に(ドッグレッグの角度が90°前後になり)こんなことが起こります。皆さんももったいないことにならないように注意しましょう。

このようにこのソフトを使うと、

曲がったホールでも2打目に120残すには1打目でいくつ打っていけばよいか?

1打目でどれだけ打つと2打目でどれだけ残るのか、またその難しさは?

などいろんな戦略をねることができます。

最近はGPSやレーザーを使った距離測定器が普及してきていて、距離をきっちり測ることができるようになりました。ただ試合によっては測定器の使用が禁止されることもあります。詳しくはその試合あるいはそのコースの委員会にお尋ね下さい。

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