シンガポール ゴルフコース,雷

昔から怖いもの代表として 地震、雷、火事、オヤジといわれますが、さてどれが一番怖いでしょう。アメリカのNATIONAL GEOGRAPHICがまとめた死亡原因のデータによれば

1位 心臓病、2位 癌、‥‥11位 火事、‥‥ 20位 雷、21位 地震‥‥‥‥

シンガポール ゴルフコース


となっています。ちなみに”オヤジ”は当然ランキングには入っていません。”おやじ”は

大山風(おおやまじ)がなまったもので本来は台風の事らしいです。

ざれごとはさておき、今回はこわーーい雷のお話です。

空の上は気温が低いので(100mの標高につき0.6度下がる)地上では20度でも3000mを超える上空では0度以下の寒さになります。雲は基本的に水でできているので、0度以下になると氷になります。この氷が互いにぶつかると摩擦で静電気が発生し、それがどんどん蓄積されていきます。その雲の中に溜まった電荷が許容に耐えられなくなって、電位差を解消するために放電される現象が雷です。雲の中で放電することもあれば地上に放電することもあります。厚い雲さえあれば雨が降っていなくても地面に雷が落ちる可能性はあります。さて日本の警察白書によれば最近10年間の雷による被害者は151人、死者は29人だそうです。先日もシンガポールのタナメラカントリーで雷の被害がありました。

ではどうすればゴルフ場で雷の被害を避ける事ができるか考えてみましょう。まず空気の電気抵抗は大変高く、樹木や人体はかなり抵抗が低いと言う事を知っておきましょう。

地上に雷が落ちる場合、上空から距離が近いものの方へは楽に放電できるので地上から高い位置にあるものを狙っていきます。ですから傘をさしたり、クラブを振るのは危険なのです。大きな木の下に避難するのはどうでしょう。大きな木は落雷の危険がより大きいです。木のてっぺんから45度の円錐の範囲内は安全だといわれていますが、木の幹の近くは危険で、側撃されて死亡した例はたくさんあります。木の幹からは3~4m離れていた方が無難でしょう。

金属を身につけると危険だとも良く言われていますが、実は全く関係ありません。またレインウエアや靴は雷に対しては全く絶縁効果はありません。以前JBのあるゴルフ場で小屋に避難していた人が3人か4人いっぺんになくなる事故がありました。このケースでは足から電気が伝わったようです。

バギーに乗っていれば安全だと考える人がいるようですが、これも間違いで大変危険です(自動車の中は安全です)。

今までの内容を、ポイントにまとめてみました。

1,できればクラブハウスや避雷小屋に避難する

2,低いところへ移動する

3,大きな木のそばでは木の幹からは3-4m離れる

4,足をそろえてしゃがむ

5,小屋に避難した場合は軒下ではなく小屋の中心にいる

6,送電線の下は安全

7,逃げ場がない場合、バンカーの中であればフェアウエーよりは比較的安全

雷の音が聞こえる範囲は約10kmといわれ、雷雲も同様な大きさです。雷の音がしたら「すでに身に危険が及んでいる」と考えてすぐに避難しましょう。

《ゴルフ規則から》

大雨の場合は自分の判断でプレーを中断できないが、雷の危険が有る時は委員会の判断を待たずにすぐに中断してよい。(規則6-8a)

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